完成後の経営はズバリ大家さんにかかってきます
これからの賃貸経営
完成後の経営はズバリ大家さんにかかってきます
運営においては賃貸業務の流れをつかんでおく
賃貸経営を始めるのに、収益不動産を購入する、所有する土地にアパート・マンションを建てる、土地を新規に購入し、賃貸住宅を建てて事業に着手する、と色々なパターンがあります。
経営に当たっても建設会社にまるっきり任せるやり方や、一から建築の構造などを勉強してマンションを建てるスタイルまで、やはりオーナーの考えもあって様々です。
今日、賃貸ビジネスは土地があるからアパート・マンションを建てて完成後は即満室になるといった市場環境ではなく、賃貸経営するに当たって土地診断、マーケットリサーチ、建設プラン等が準備万端に整ってこそ安定経営が可能となる訳で。そのためにも、業界の動向、入居者の傾向等の理解に努めなければ経営の感性がなかなか養われません。
業法（宅地建物取引業法）にしろ、管理や仲介業務内容や不動産広告のやり方をについても、知らないより知っている方がはるかに経営に役立つはずですから、機会を生かして知識や情報を吸収するのが望ましいのはいうまでもないことです。
家賃集金まで含めて総合管理、もしくは一括借り上げで、管理費は必要経費と割り切り任せ切ってしまうのは楽な方法ですが、何もかも順調に推移している間はいいとしても、空室や滞納、リフォームといった問題が起きた時は経営判断が求められます。やはり普段から業務に携わるというのも必要なことです。
お金を出せば立派なアパート・マンションは建ててくれるとはいえ、完成後の経営はズバリ大家さんの肩にかかってきます。まるっきり任せ切って建設するのではなく、運営においてはその賃貸業務の流れをつかんでおくことが必要なんです。
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